第1回ブハラ・ビエンナーレ、世界の芸術観光を魅了
2025年秋、ウズベキスタンはブハラ・ビエンナーレを開始した。このビエンナーレは、より多くの観光客を誘致するための大規模な国際現代アートの祭典であるが、観光の暑い季節を巧みに外している。2025年9月5日から11月20日まで古都ブハラで開催されるこのビエンナーレには、39カ国から200人以上のアーティストが参加し、ブハラの歴史的建造物に70以上のサイトスペシフィックなアートインスタレーションが展開される。
ウズベキスタンの芸術文化開発財団が主催するこのイベントは、”Recipes for Broken Hearts(壊れた心のレシピ)”をテーマとし、中央アジア最大の文化イベントとして注目されている。ブハラのユネスコ登録旧市街にある、何世紀も前に建てられたマドラサ、キャラバンサライ、モスク、公共広場などが新たに修復され、芸術作品やパフォーマンスが上演される。現代アートとシルクロードの遺産を融合させることで、このビエンナーレは、木彫り、イカット織り、陶器などのウズベキスタンの伝統工芸と織り交ぜた現代彫刻やマルチメディア展示で、臨場感あふれる体験を生み出している。 また、アジア各地のピラフの伝統を祝う「ライス・カルチャーズ」フェスティバルのような文化活動や、16世紀のモスクに設置されたイギリス人アーティスト、アントニー・ゴームリーの人体迷路のような大規模なアートも見どころだ。
このビエンナーレは無料で公開され、ウズベキスタンをアートツーリズムの地図に載せ、このイベントのために旅行する熱狂的なファンを呼び込むことを目的としている。これは、文化観光を都市活性化の起爆剤とする広範な戦略の一環だ:ブハラでは、歩行者に優しい「文化地区」の建設が進められており、ビエンナーレの遺産として、市内に新しい現代美術館が建設される予定だ。観光客にとって、ブハラ・ビエンナーレはこの秋ウズベキスタンを訪れるユニークな理由となるだろう。世界トップクラスのアートと、シルクロードの魅力あふれる都市を新たな視点で探索するチャンスが組み合わされているのだ。このイベントは2026年にも開催される予定だ。
